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受託研究事業

Contract research

受託研究事業

家畜感染診断技術

現在、就農人口の減少に伴い農家数が減少傾向にあります(平成12年:総農家数312万戸 / 令和2年:総農家数175万戸   約44%減 農林水産省発表)このことは1農家当たりの所有家畜数増加や作業量の増加につながっています。現状、農家の負担を減らすことが社会的に重要な課題となっており、農業のスマート化や生産の効率化が進められています。
一方で、家畜の早期診断については農業生産物の歩留まりを上げるためにも早期発見が重要な要素であります。しかしながら、効果的な発見方法が無く、家畜が発病するまでは目視による診断に頼っていることから、農業従事者の負担が大きくなった現在、診断頻度は減少する傾向にあります。当社は発見~診断部分を簡易化することで農業における問題解決を目指し、各社様と共同で製品開発を行っております。

豚急性下痢感染症診断キット開発


本事業については,平成 30 年度戦略的基盤技術⾼度化⽀援事業(サポイン)に採択されました。本事業では,⼤阪科学技術センターが事業管理を⾏い,株式会社クオルテック様,北⽃機械株式会社様,共栄産業株式会社様,神⼾⼤学様および弊社が参画します。弊社の役割としては,新規核酸クロマトを⽤いた,ブタ急性下痢感染症の原因ウイルスの迅速診断法の開発であり、令和4年3月の実用化を目指します。

牛マイコプラズマ診断方法の開発


DSファーマアニマルヘルス株式会社様と共同研究を行い、強毒性マイコプラズマおよび薬剤耐性マイコプラズマを同定する PCR ⽤キットを開発しております。牛の3大疾病の一つである乳房炎は、牛マイコプラズマによって引き起こされ現在大規模酪農場を中心に拡大傾向にあります。牛マイコプラズマは乳汁中から検出しますが、主な検査方法はPCR法と培養法の2つです。どちらも乳汁の培養が必要となり培養法では4週間程度が必要となります。PCR法では5~6日と培養法に比べ短期間となりますが、設備や費用の問題もあり、一部の検査センターでしか行われていません。治療は抗生物質投与となりますが、抗生物質投与期間中は乳汁は製品とはならず、経営に大きなダメージとなります。さらに発見まで時間がかかることで、判明した時にはすでに他の牛に感染している状況となった場合、酪農家にとっては致命的ともいえます。一刻も早く発見できること、さらに低コスト、高感度、高特異度のPCR用プライマーの開発を目指します。現在、プロトタイプの作製が完了し、酪農系⼤学と実証評価を進めております。