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遺伝子解析診断・キット

Genetic Analysis Diagnosis

遺伝子解析診断・キット

【Femtech】
葉酸代謝遺伝子解析

葉酸はDNAの合成を促進し、赤血球の生成や多くの生体機能に関わっており、人体の成長に必要な栄養素です。最近の研究では虚血性心疾患のリスク低下に関与していることが示唆されています。
また、葉酸は代謝を促進する酵素を補う役割があり、葉酸が不足すると肝臓の代謝が滞り、血中のホモシステイン量が増加します。
ホモシステインには血小板を凝集させたり、血管を広げにくくする作用があり、ホモシステインが増加すると動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中や認知症などのリスクが高まります。

また葉酸の摂取不足により赤芽球性貧血や神経障害、腸機能障害などを引き起こすと言われています。
逆に葉酸過剰摂取の場合は亜鉛の吸収阻害やビタミンB12欠乏により神経障害の発見が遅れる可能性が指摘されています。

妊娠時期において、葉酸の摂取は非常に重要であり、胎児の成育に大きく影響することが示されています。
葉酸はDNAの合成を手助けすることから、葉酸を摂取することにより胎児先天性異常の防止、低体重リスクの軽減、など大きなメリットがあります。また妊婦においても貧血防止効果が言われています。
一方で葉酸の過剰摂取によるデメリットも指摘されており、胎児は過剰摂取により小児喘息になるリスクが高まるようです。母体への影響も示唆されており、ビタミンB12欠乏による貧血や、発熱、じんましんなどが起こる可能性があるようです。

葉酸は適切な量を摂取することが大切ですが、葉酸の代謝力は人それぞれ異なり、大きくは遺伝子によって3つの型に分類されます。
日本人では約5人に1人が遺伝体質的に葉酸不足によるホモシステイン高値になりやすいという調査結果がでています。
日本人では、C/C型(葉酸代謝が活発で葉酸不足になりにくい体質)34%、C/T型(葉酸の代謝力が少し弱く、若干不足しやすい体質)50%、T/T型(葉酸の代謝力が弱く、葉酸不足に陥りやすい体質)16% の割合になります。

これらのことから、自分の体質を知って、適切な方法で適正量の葉酸を摂取することが必要だということがわかります。

厚労省が求めている18歳以上女性の葉酸1日摂取量は240μgで、妊婦ではさらに付加的に240μg、つまり妊婦1日は480μgの摂取が求められていますが、日本泌尿器科学会誌によると、2011年の妊婦の1日あたり葉酸摂取量は263µgであり、大きく不足しています。

弊社が個人の葉酸の代謝遺伝子を解析することで、それぞれが葉酸代謝の型を把握し、医師の指導のもと代謝力に応じた方法で適切な量の葉酸摂取を行う手助けをし、妊婦と胎児の健康を守っていく一助を担うことを目標としております。